- 関連のない情報: Microsoft社のマニュアルには、UNIXユーザーに関連のない情報も含まれています。これには、Microsoft Excelとの比較、Windows環境のみに適用される注意事項などのMicrosoft社の製品に関する情報が含まれます。
- DLL/共有ライブラリ: Windows DLL(動的リンク・ライブラリ)に相当するのはUNIX共有ライブラリです。
- ファイル名: Windowsでは、すべてのファイル名が大文字(SQL.H、SQLEXT.Hなど)です。UNIXでは、すべてのファイル名が小文字(sql.h、sqlext.hなど)です。これらの名前は、その他の点では同じです。ただし、ODBC.INIファイルは例外です。
- ODBC.INIファイルまたはレジストリ: Microsoft社のODBCマニュアルでは、特定の情報がレジストリに保存されていることが明記されています。UNIX Platformsでは、この情報は$HOME/.odbc.iniファイルに保存されています。
- 文字制限: Microsoft社のODBCマニュアルでは、ConfigDSNなどの特定の関数に対する文字制限について明記されています。これらの制限は、次に示すように、UNIXでの制限とは異なります。
- Windows NTのODBC: キーワードおよびそれらの値には、[ ] { } ( ) , ; ? * = ! @の文字を含めないようにする必要があります。また、DSNキーワードの値を空白のみで構成することはできません。レジストリの文法上、キーワードおよびデータ・ストア名にバックスラッシュ(\)を含めることはできません。
- UNIXのODBC: キーワードおよびそれらの値には、[ ] { } ( ) , ; ? * = ! @ \の文字を含めないようにする必要があります。また、DSNキーワードの値を空白のみで構成することはできません。